データ更新と鮮度の確認
データ日付、取得時刻、更新遅延、欠損の違いを整理し、古い情報や営業途中の数値を誤って使わないための確認方法を解説します。
データ日付と取得時刻は別
データ日付は、どの営業日の結果かを示します。取得時刻は、その情報をシステムが確認した時刻です。前日分を翌朝に取得する場合、この二つの日付は一致しません。また、営業中の数値は取得した瞬間の途中経過であり、閉店時の結果ではありません。画面では対象営業日、最終取得時刻、確定済みか途中かを分けて確認すると、古いデータを最新結果と取り違えることを防げます。
未公開と取得失敗を区別する
データが更新されない理由には、取得元でまだ公開されていない、順番待ち、通信失敗、形式変更、対象台の欠損などがあります。これらをすべて読み込み中と表示すると、待てば更新されるのか、対応が必要なのか分かりません。状態を未公開、待機中、取得中、完了、一部欠損、失敗に分け、最後に成功した日時と対象件数を表示することで、利用できる範囲を判断しやすくなります。
一部だけ新しい状態に注意する
ホール一覧は新しくても、台別履歴や差枚だけが前日のままということがあります。複数の取得元を組み合わせる場合は、項目ごとに更新時刻が異なります。新旧データを無条件に結び付けると、回転数と差枚が別時点のものになり、計算結果が崩れます。ホール、台一覧、当たり履歴、差枚の各時刻を照合し、許容範囲を超えてずれているときは推定を停止するか、未確定として表示します。
更新後に件数を検証する
取得処理が完了と表示されても、普段より台数が極端に少なければ完全な更新とは限りません。前回の台数、当日の設置台数、取得できた台数を比較し、欠損率を確認します。日付が進んだことだけで成功とせず、主要項目が入っているか、重複がないか、前日の値が残っていないかを検査します。異常を検知した場合は古い正常データと混ぜず、利用者に対象範囲と復旧状況を明示することが大切です。復旧後は対象日のデータを再取得し、既存値との差分を検査します。更新履歴が残っていれば、いつからどの画面が正常値に戻ったかも確認できます。